マンゴーぷりん

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お久しぶりです！！
ＪＡ西都マンゴー女性部の研修旅行に出掛けていました♪


今回は東京一泊で、研修先は市場と量販店。
だけど、せっかく研修に行くのだから、果樹の圃場を視察したい！
数人の生産者から希望があって、追加研修地に北海道が計画されました。


４日の早朝に北海道へ立ち、視察研修をして、翌日東京へ。
他の生産者さんと合流して、昨日、無事に帰宅しました♡
ハードな研修でしたが、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
このまま研修旅行についてまとめたいのですが、今日は忘れてはいけない日。





９月７日は、私がこの世に生まれた日であると同時に、９年前の水害を乗り越えた記念日です。
軽トラックの周りには流れ着いたビニールや肥やし袋、荷台の上には箱入りのビデオデッキ・・・
このブルーシートの奥には稲刈りを済ませたばかりの新米が山ほど水に浸かって、早いモノは発芽を始めていました。





完全水没したハウスは地面がドロドロで、中に入って作業出来たのは翌日以降だったと記憶しています。
浸水直後は綺麗だったマンゴーの葉っぱは、流れて来た重油と汚水で油膜が張り、日に日にハラハラと葉を落としていきました。





ビニールが巻いたままで浸水したせいで、圧が掛かって曲がってしまったパイプも多くありました。
そんな中、親戚やＪＡの職員さん、西都市の職員さん、旦那さんの同級生やお友達など、沢山の方が強烈な異臭の立ち込める家やハウス周辺で連日のように片付け作業をしてくださいました。


多くの方の支えで今がある事。
私はあの日から自分の誕生日がとても特別なモノになりました。
感謝の気持ちをずっとずっと忘れないために、辛かった水害の写真を見て気持ちを新たにするんです。
私はよく「頑張り過ぎる！」と言われてしまうんですけど、底力と言うのは辛い経験を乗り越えたからこそ出せるのだと思っています。





支えてくださった方々のためにも、『ＪＡ西都産マンゴー』をしっかりと守っていけるような技術を身に着けたいし、ＰＲもしていきたい・・・
もちろん、私が支えるべき家族の事も大切にしていきたいと思っていますよ♪


１ヶ所のハウスを休園している状況で、北海道なんて遠い所まで研修に行かせてくれた事にも心から感謝して、これからの栽培に生かしていけたらと思います。
長くなってしまったので、研修旅行のお話はまたこの次にしますね(^_-)-☆