› マンゴーぷりん › 2014年12月12日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2014年12月12日

おかえり!ラヴくん♪♪♪

先月12日から始まったラヴの体調不良は、一旦回復して来たかのように見えましたが再び悪くなりまして...
キャットフードを食べた事だけが原因とは思えない様な症状なのに、説明のつかない検査結果。
日に日に痩せて、悪化する一方でしたが、家族は回復を信じて毎朝点滴と注射に連れて行きました。





大さじ1杯くらいのムース状の餌をお湯で溶いて与え、食べてくれるとそれだけで嬉しく思える日々を過ごしていました。
しかし、原因が分からないままでは治りません!!
そこで宮崎大学農学部の獣医学科付属動物病院の先生を紹介して頂いて受診をしました。








主な症状は嘔吐と下痢だったので、胃腸の病気が疑われていたのですが...
なんと検査の結果『脾臓』に小さな腫瘍が沢山ありました!!



(途中で車酔いしたけど、待合室でもおりこうさんでした♪)


胃の裏側にある臓器で、肥大もしていなかった為に、それまで全く疑いもしていません。
嘔吐や下痢に関係するかは分からないと言われましたが、とにかく脾臓が破裂する恐れがあるらしく早急な摘出を勧められました。



(まさか旦那さんがラヴを愛車に乗せてくれるなんてね~???)


10歳と言う高齢犬、食事が摂れない状況で体力も衰えていたので手術を受けさせるかどうか家族も迷いました。
痛くて苦しい思いをさせてまで、長生きをさせるのも可哀想。
かと言ってこのまま衰弱していくのを見るのはとても辛い。

「今はまだ、手術に耐えられる体力があります!」

大学の先生から言われた言葉を信じて、手術を受けさせる事になりました。





約2時間の手術を終え、麻酔が覚め掛けた頃に面会した時のラヴくんは、おすわりをしていましたが、まだ朦朧としていてユラユラと揺れていました・・・

「麻酔から覚め始めてからずっと座ったままで、なぜか横にならないんですよ?」

そう言われて、通院中は軽トラックの助手席でずっと座らせていた事を思い、胸が締め付けられる思いでした(T_T)





毎日毎日、仕事の合間に面会。
写真や動画を撮って帰って家族に見せながら、回復する様子を伝えていました。
初めて帰り際に「帰らないで!」と吠えてくれた時には涙が出る程嬉しかったです。


一過性のアレルギーだと軽く考えていたのですが、腫瘍は症例が無い程大変珍しい『神経内分泌腫瘍』と言う悪性腫瘍で、既に転移もあるので完治する事は無いと言われました。
ですが、ラヴくんは私達にとってかけがえのない家族。
いつかはお別れする時が来ると分かっていますが、1ヶ月で5キロ以上も痩せてしまって体力が落ちているにも関わらず、今回の手術に耐えてくれた事を本当に嬉しく思います。





まるで自分の身を切るような思いで過ごした日々でしたが、お世話してくださる病院のスタッフさんのおかげで仕事も出来ましたし、変わらない日常を過ごしながら退院の日を迎えられました。





心配して家を訪ねてくださったご近所の皆さんや電話やメールで励ましてくれたお友達には大変感謝しています。
先は長くないと覚悟してますが、ラヴくんの調子を見ながら家族として優しく見守ってあげるつもりです♡


☆おまけ☆





ラヴくんが体調を崩してから、お母さんの「ハナコ」ちゃんが自宅から3回も離れてやって来ました。
しかも繋がれていたリードを噛み切って来るなんてびっくりでした。
ハナちゃんは息子であるラヴの異変に気付いていたのかも知れません・・・
親子って、本当に凄いですね!!!


もしも脾臓が破裂していたとしたら、2ヶ月の命だったそうです・・・
沢山の愛がラヴくんに奇跡をもたらしてくれて今日があると思っています。
これからも1日1日を大切に過ごしたいです(^_-)-☆





  


Posted by 幸せうさぎ at 10:00Comments(0)健康