› マンゴーぷりん › 2017年02月12日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2017年02月12日

『宮崎県知事とのふれあいフォーラム♪』

平成28年度第11回「知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)」分野版として、宮崎県内で働く女性農業者団体「Hinataあぐりんぬ」を呼んでいただきました!





会場となった宮崎県庁ですが、趣と威厳を感じる素晴らしい建物ですよね。
一歩踏み入れた瞬間から緊張感が増しました!





正面玄関を入って右奥の階段を上がると講堂の前に案内板があり、ドキドキしてしばらく動けませんでした(^_^;)





春らしい素敵なフラワーアレンジメントに迎えられましたが、用意されていた席が知事の隣!頭が真っ白になりながらも必死に平静を装うんだけど、緊張で全身が冷た~くなっていました...


でも、農作業の忙しい中を来ていただいてと知事の方からねぎらいの言葉を掛けていただき、メンバーの自己紹介や経験談は感心したり共感したり、また自分の意見やメンバーからの課題については学ぶ事も沢山ありました。





知事に 「きんかんヌーボー当たってましたね?」と聞かれて、覚えていてくださった事も本当に嬉しかったです(*^▽^*)





普段なら自分の意見など聞いていただけるような立場にはありませんが、今回このように大変貴重な機会をいただけた事は本当に嬉しかったです。
そして何より、農作業の忙しい時期にも関わらず送り出してくれた家族に心から感謝して、今後のHinataあぐりんぬの活動や農作業に生かしつつ、しっかりと頑張っていきたいと思います(*^_^*)


『河野しゅんじFacebookページ』より

「知事とのふれあいフォーラム(分野版)」として、若手農業女子のグループ「Hinata・あぐりんぬ」の皆さんと意見交換。テーマは、「輝け!農業女子〜宮崎の農業をもっと元気に〜」。

「Hinata・あぐりんぬ」は、昨年設立された20〜40代の女性農業者のグループ。女性農業者の視点で農業の魅力を発信するとともに、資質向上やネットワーク強化に向け、高校への出前講座や学修、交流活動等に取り組んでおられます。

今日のフォーラムでは、就農のきっかけや、農業をやっていて良かったこと・苦労したこと、女性農業者が増えることの意義や課題といった話題について、自由に意見交換しました。

以下、意見の一部(逐語ではなく発言の大意)を列挙します。全体として、参加された女性の皆さんから、元気や将来への展望をいただいたように思います。
農作業の大変忙しい中、参加された皆さんに、心より感謝申し上げます。

・実家は農家だったが、農作業が大変そうで就農したいとは思わなかった。夫が農家だったので就農し、今は農業にやりがいを感じている。
・農業には縁がなかったが、結婚を機に就農。
・実家は農家。別の地域の農業青年グループ主催のスキー合コンに参加した縁で、農家の夫と結婚・就農。
・実家も自分の仕事も農業関係ではなかったが、夫と付き合っている時にもらった黒皮かぼちゃの味が忘れられず、結婚・就農。
・東京出身の元システムエンジニア。宮崎出身の夫も理系だが、一緒に帰郷して農業を始めようと誘われ、新しい世界に飛び込む決断をした。

・育児と農業の両立に苦労。子連れで農作業をしていると、年長者からは、もっと農業に専念すべきといった意見があり、慌てて保育園を探すなどした。
・育児に家事に農作業にと大変な時期があったが、「家族経営協定」を締結し、自分の時間もしっかり取れるようになって生活リズムが楽になった。
・農業者の様々なグループ活動に勧誘しても、夫や両親への遠慮などから、消極的な方、参加しようとしない方も多い。両親がそういう活動に参加されなかった家庭では、同じように参加しない傾向がある。
・仕事の内容に男と女に差はない。家事を含めてうまく役割分担できればうまくやっていける。
・地域の漁師さんと交流してみると、漁業とは異なり、農家は常に夫と妻が一緒の時間を過ごしているのに気付いた。
・夫の両親から結婚当初、夫が消防団等で外出する機会も多いことから、日中は仕事以外で外出しないよう頭を下げて頼まれた。
・仕事や家事に追われて大変な時期、ブログやフェイスブックで発信するようになった。朝ご飯を義母に任せることで、落ち着くことができた。
・小さい頃楽しいと思っていた農業が、実際就農してみると苦労が多かった。
・いろいろな農家のグループと接することによって、苦労が苦労ではなくなった。
・いろいろな地域の役職を引き受けてみると、大変ではあるが、地域のことや農業のことなど、より広い視野で考えるきっかけとなった。
・生産から加工、販売と、夫と2人だけで経営しているので、他の用事が入ると時間のやり繰りが大変。
・農業に縁のなかった自分が新規就農するにあたり、農大校の農業実践塾に参加したり、簿記やマーケティングの勉強をしたりした。

・昔ながらの考えを持つ親の世代がまだいる。今の農業を自分たちで発信して、後の世代につなげていく必要がある。
・法人化を進めることもいいが、個人個人の頑張りも支援してほしい。
・地域の共同作業において男性の仕事という見方がまだ残っている。女性が参加すると、男性ほどの力作業ができない分、負担を求められる慣習も残っている。女性農業者の地位確立が必要。
・未婚の女性農業者のための出会いの場を設けて欲しい。
・自分の子どもが将来農業をやっていきたいと思えるような姿を見せていきたい。
・農業者の健康管理のため、健康診断の受診を促すような支援をして欲しい。
  


Posted by 幸せうさぎ at 10:30Comments(2)仕事お勉強