マンゴーぷりん

「せっかくのＧＷなのにマンゴーのハウスへようこそ♡」

「だけどお客さん、こっちは休園するから見たってつまんないわよ！」

睨みの効いた目が何ともコワイ猛獣ナナさん(笑)


冗談はさておき、真面目なご報告。


長年20aだったマンゴーが老木になって来たので、数年前から苗を育てて47aに増やし、新たに苗を購入して10aを植え替え、去年から前期と後期に分けて37aを出荷し始めました。
予定では、現在果実がついている若い樹の、収量制限が終わる来年に老木を休ませて早期へ転換するつもりだったのですが・・・
ムリさせちゃいました(-_-;)





花は一部咲いたんですが、異変には去年気付いていたんです...
開花数が異常に多かった事と、収穫期間が２ヶ月以上掛かった事。
手を尽くせば何かしら変わったかも知れませんが、やはり老木のコントロールは難しい...
花が咲かなかった訳じゃないので、休園する決断がなかなかつきませんでした。







このまま蜜蜂を入れて温度を掛ければ、収穫出来ない事はないんですもん。
ただ、結実が確認出来ているものとこれから蕾が見え始めたものを同じ条件で管理するのはコストも掛かりますし、質の悪化を招きます。
なにより怖いのは、今年更にムリを重ねる事で樹が弱ってしまうコト。


２人で話し合った結果、加温をスタートした直後に花芽が揃わなかったのを見て休園を決めました。
今年の後期マンゴー分の収穫はゼロ。
と言う事は・・・収入もゼロです！！
かなり覚悟が要りました(T＿T)


だけど、休園と言っても樹勢が極端に弱ってからの処置では無いので、枝の充実を見ながら１２月には開花させる予定にしています。
来年のつもりが、１年早まったんですよね☆





関係者のみなさんにはご心配とご迷惑をお掛けしますが、本年度産のマンゴーは出荷量も少なく、出荷期間も短くなります。
その分は手を掛けて、品質の向上に努めたいと思っていますので、どうか、ご理解をよろしくお願い致しますm(__)m