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2012年01月13日
今年も這い回わりました。。。
一昨夜も昨日も、ブログを更新しようと思っていたのに...寝てしまいました(笑)
...と言うのも、毎年この時期マンゴーのハウスに発生する虫の駆除で1日中根元を這い回って、すっかり疲れてしまったから。
痛々しい姿の枝でしょう?
外からの見た目では、弱っている様子もなく、元気そのものなんですよ。
葉っぱもイキイキしているし、枝だって何の異常もありません・・・よね?
が!!!!!
実は深刻な事態に陥っているんです。
その虫の成虫を確認していないので、名前を正確には載せられませんが、おそらく『スカシバ』の仲間だろうと思っています。
ただ私は専門家ではないので、虫の名前よりも、マンゴーを守る方に力を注いでいます。
根元に近い、直径5cm〜10cmの枝の下の方がよく狙われるので、私はいつも這い這いしながら、下から上を見上げながら食害を見つけて行くんです。
怪しい枝を見つけると、外皮を少しずつ剥いでいきます・・・
残念なことに、この枝はかなり腐植が進んでいました。
腐植した幹の中には小さな幼虫が潜んでいます。
なかなか見つけられない貴重な画像ですが、アップで載せると気持ち悪いのでちっちゃく載せてみました♪
この小さな幼虫が、マンゴーの幹を腐食させ、食べながら成長を続けていくんです!!
そして、花や実の成る時期になると栄養を行き渡らせることが出来なくなって萎れて切断。
そこまで放っておくと、幹の中の幼虫はほとんどがサナギから成虫へと成長していて抜け殻状態。
私がこの虫を初めて確認したのは平成18年のことですが、ある施設の方にお話して幼虫をお渡して研究?をお願いしたにも関わらず、死んでしまったそうなんです・・・
その後は自力で毎年毎年この虫と闘っています。
腐食した部分を削り取ると、かなり細くなってしまいますが、生きている部分に殺菌剤を塗布してやることで、上手くいけば再生してくれます。
放っておけば腐植部分は幹全体に及んで、この枝の先にある何十個と言うマンゴーは収穫出来ません。
酷い状態の枝はこの樹だけではなく、すでに萎れて切断したものを含めて、昨日だけで4本もありました!!
1本に10個のマンゴーが成るとしたら40個ものマンゴーが収穫出来ないわけです。
一日中ハウスを這い回ってでも、助けられる枝があるのなら助けたい!!
だだ、もっと分かり易いサインを出してもらえると私も早く対処出来るんですけどね・・・
しかも、家族の中で誰も病変を見つけられないと言う悲しい現実。
せめて旦那さんにはもう少し観察力を養って欲しいんですが。。。
きっと、来年も私が独りで這い回ることになるでしょう(笑)
上の画像は、数年前に削り取った部分が再生したものです。
こんな風に樹勢を取り戻してくれる事を願っています・・・
マンゴー農家のみなさんへ
『キクイムシ』でも似たようなが病変が見つかりますが、同様の処置で対処出来ます。
ですが、この虫の食害は全てのマンゴー農家さんの圃場で確認されているわけではありません。
我が家の栽培環境によって発生しているものだと思っています。
しかし、状況が把握出来ていないので、もしも似たような病変の枝があるようでしたら、お気を付け下さいね?
そして、早めの対処で被害を最小限に止めることが出来ればと思います・・・
...と言うのも、毎年この時期マンゴーのハウスに発生する虫の駆除で1日中根元を這い回って、すっかり疲れてしまったから。
痛々しい姿の枝でしょう?
外からの見た目では、弱っている様子もなく、元気そのものなんですよ。
葉っぱもイキイキしているし、枝だって何の異常もありません・・・よね?
が!!!!!
実は深刻な事態に陥っているんです。
その虫の成虫を確認していないので、名前を正確には載せられませんが、おそらく『スカシバ』の仲間だろうと思っています。
ただ私は専門家ではないので、虫の名前よりも、マンゴーを守る方に力を注いでいます。
根元に近い、直径5cm〜10cmの枝の下の方がよく狙われるので、私はいつも這い這いしながら、下から上を見上げながら食害を見つけて行くんです。
怪しい枝を見つけると、外皮を少しずつ剥いでいきます・・・
残念なことに、この枝はかなり腐植が進んでいました。
腐植した幹の中には小さな幼虫が潜んでいます。
なかなか見つけられない貴重な画像ですが、アップで載せると気持ち悪いのでちっちゃく載せてみました♪
この小さな幼虫が、マンゴーの幹を腐食させ、食べながら成長を続けていくんです!!
そして、花や実の成る時期になると栄養を行き渡らせることが出来なくなって萎れて切断。
そこまで放っておくと、幹の中の幼虫はほとんどがサナギから成虫へと成長していて抜け殻状態。
私がこの虫を初めて確認したのは平成18年のことですが、ある施設の方にお話して幼虫をお渡して研究?をお願いしたにも関わらず、死んでしまったそうなんです・・・
その後は自力で毎年毎年この虫と闘っています。
腐食した部分を削り取ると、かなり細くなってしまいますが、生きている部分に殺菌剤を塗布してやることで、上手くいけば再生してくれます。
放っておけば腐植部分は幹全体に及んで、この枝の先にある何十個と言うマンゴーは収穫出来ません。
酷い状態の枝はこの樹だけではなく、すでに萎れて切断したものを含めて、昨日だけで4本もありました!!
1本に10個のマンゴーが成るとしたら40個ものマンゴーが収穫出来ないわけです。
一日中ハウスを這い回ってでも、助けられる枝があるのなら助けたい!!
だだ、もっと分かり易いサインを出してもらえると私も早く対処出来るんですけどね・・・
しかも、家族の中で誰も病変を見つけられないと言う悲しい現実。
せめて旦那さんにはもう少し観察力を養って欲しいんですが。。。
きっと、来年も私が独りで這い回ることになるでしょう(笑)
上の画像は、数年前に削り取った部分が再生したものです。
こんな風に樹勢を取り戻してくれる事を願っています・・・
マンゴー農家のみなさんへ
『キクイムシ』でも似たようなが病変が見つかりますが、同様の処置で対処出来ます。
ですが、この虫の食害は全てのマンゴー農家さんの圃場で確認されているわけではありません。
我が家の栽培環境によって発生しているものだと思っています。
しかし、状況が把握出来ていないので、もしも似たような病変の枝があるようでしたら、お気を付け下さいね?
そして、早めの対処で被害を最小限に止めることが出来ればと思います・・・